厳冬期の放牧事情

離農跡地に移り住んで1年、馬と過ごす初めての冬だ。


広い放牧地があるのはとても幸運だった。
ポニーを含めて数頭の馬にとっては十分な青草と運動が確保できる。
ただし、面積に見合う労力が不可欠なのだ・・・

特に北海道の厳冬期
夜中から明け方にかけて気温は−20℃前後まで下がる。
水面から底まで凍り付く水桶。
バールとハンマーで根気よく。

同じくコチンコチンに凍り付いたホース。
放牧地まで50m送水するのでホースも当然、長い。

水抜きが不完全だと復旧がかなり面倒くさい。
玄関の風除室では全く溶けず(日中でも−5℃・・・)
結局は風呂場に持ち込んで解凍。

高緯度地域の短い日照時間で発電効率は低下。
電気牧柵のバッテリーもダウンした。


gallagher(ギャラガー)のカタログで純正交換バッテリーは約6,000円
といっても、内蔵していたのはありふれた6v 4.0Ahの汎用バッテリー(右側)。
同等品は1,500円前後で入手可能。ついでに充電器も購入。

水も電気のトラブルももちろん「分かっていた」つもりだったけれど
やっぱり何度も失敗はする。
結局、経験したことしか身につかないのだなあと思うのだ(自分の場合は)。
 
はやく春にならないかな。

タイトルとURLをコピーしました