草競馬という文化

ポニーの短距離走。可愛いだけではない小さな馬のパワー。

↑画像:ポニーキャンター 200m(ポニーの短距離レース)
    可愛いだけではない、小さな馬の底力。
 
 
 

北海道の(というより日本中の)開拓を支え続けてきた馬たち。
図書館の郷土資料コーナーで各集落の「開拓記念誌」を開くと
馬車を、鉄道を、農機具を牽くたくましい馬たちの姿が多く残されています。
(開拓記念誌は当然、開拓期の集落の数だけ編集されているので
もの凄い数の開拓記念誌が別海町図書館の書架に陣取っている・・・)

草競馬(輓馬も)は農閑期の貴重な娯楽であり、
大切な労働力であると同時に、家族の一員でもあった馬たちの晴れ舞台でした。

草競馬に備えて。「繋ぎ場」の馬と騎手

ほんの10数年前まで、根室・釧路地方では毎月どこかの街で
草競馬が開催されていましたが
そういった多くの「お祭り」と同じように、年々規模・数は減少し
いつのまにか「草競馬」を開催するのは別海町のみに。
秋の産業祭(収穫祭のようなお祭り)の場が唯一の草競馬となりました。

コロナの影響で産業祭の草競馬もお休みとなりましたが
乗馬、競馬を愛する仲間同士で草競馬は続けています。

この小さな競馬大会を
沢山の馬好きの皆さんと共有していきたいなあ・・・と
考えています。

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